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皆さんこんにちは、1児のパパで職業:看護師の2Cuです。今回は子どもの病院受診するタイミング等書かせていただきます。よければ一度お読みください。
その前に知っておいてほしい救急で病院受診する際の注意
皆さんに、救急で病院受診する際に、知っておいてほしいことがあります。それは、救急で受診した場合
- 根本的な治療はされない ※緊急手術等緊急で処置が必要等あれば治療されます。
- 必要以上の処置はされない
- 無駄に検査される可能性大 ※皆さんが俗に検査してほしいという部分
- 医師・看護師の対応が冷たい(冷たく感じる)
- 長時間待たされる
かかりつけ医と救急に受診するとで、何が違うのかというと救急はあくまでの緊急性の高い、生命にかかわってくる症状に対して早期治療などの対応を主に行っています。かかりつけ医は、慢性疾患(いわゆる持病等)の継続的治療や初期症状の対応・相談などを主に対応しています。そのため軽症(ここでは数日前からの発熱にしましょう)で救急を受診された際には、長時間待たされた挙句、診察時間は数分で内服薬を1日~2日分処方されるだけで帰されることもあるかと思います。これは医療者からみると致し方ない部分でもあるかと思います。病院の役割として間違ってはいないのですが、患者側からしてみれば納得できない部分でもあるかと思います。
※救急車で搬送された場合でも、症状によっては処置が後回しになる可能性もあります。
子どもの病院受診のハードルが高い!?
先にお伝えしておくのですが、今回のお話は日中にかかりつけに受診するタイミングではなく、休日・夜間に病院を受診するタイミングとなります。私が今勤めてるクリニックが、救急外来も行っており受診される患児・家族を見ていると、かかりつけ医には日中であれば相談できるが、休日・夜間に相談できる場所がないため、どうしたらいいかと不安の中受診される家族が多く、受診するタイミングに困っている家族が多く見られます
子どもが病院受診すべきタイミング
上記のことを踏まえたうえで、今回お話するな内容は、100%こうすべきというものではありませんた。症状によっては、救急車を呼ぶべき症状もあり、また逆に急いでくる必要もない場合もあります。これは救急で病院に受診する際に一つ知っておいてもらいたいことがあります。まず自分が小児で気を付けているのが
- 活気があるか(元気があるか)
- 目線が合うか
- 母親・父親に抱きつく元気があるか
- 水分・食事がとれているか
- 排尿はでているか
当たり前のようなことですが、上記に書かせていただいたことを基本にして患児の状態観察しています。ですので、上記の状態が一つでも悪ければあまりよくない状態であると考えて受診の際に急ぎ対応をしてます。ご家族からよく「ぐったりしている」と聞かせていただくことがありますが、自分が考える「ぐったり」とは「抱き着かない状態、抱き着けるほどの元気がない状態」を考えています。なので、来院した際に、しっかり抱き着いている状態の患児を見たときには少し安心します。あとは高熱出ているが、元気であれば、夜間に無理に受診する必要もなく翌朝まで様子みてかかりつけ医に相談してもらうというようなケースもあります。
受診目安は、「子どもが元気か元気じゃないかがバロメータ」
結果、元も子もない感じですが、症状があっても子どもが元気なら、夜間・休日に急ぎで受診する必要はありません
ただし持病がある、症状が悪化してきた、もともとあった症状とは違う症状が出てきた等状態の変化が現れた場合は、受診する前に病院に相談をしてみて必要であれば受診をしましょう。
私も去年の8月に娘がコロナに感染した際に、高熱でうなされる娘を目の前で見ていてこれは救急車を呼ぶべきなのかと悩みました。幸い、小児科の医師に相談することができたので、不安はありましたが解熱剤で様子をみて快方に向かい安心したのを今で覚えています。医療者でも自分の子どもに対してこんなにも不安になるのだから医療に携わっていない方であればその不安は計り知れないと思って、普段から対応しています
まとめ
今までの話をまとめさせて頂きますと
- 子どもが元気であれば、休日・夜間に急いで救急で病院受診する必要はない
- 症状が続いているときは、かかりつけ医に相談する。
- 今ある症状が悪化してきた、違う症状が出てきたなど症状に変化ができた場合は受診も必要
- 救急に受診することがすべていいわけではない
- 救急病院は、基本生命にかかわる症状・状態の患者を優先して対応するため受診した時に長時間待つ可能性が高い
上記だけでは、受診しないほうがいいように見えてしまいますが、要は受診すべき状態をしておけば、受診することに対してためらうことがなくなると思います。今回書いた内容ですが、私自身、今いるクリニックに勤めなければ、病棟だけでの経験だけでは、知ることはなかったともいます。また一般的にもあまり話題にならないところかと思います。
読んでいただいた方々に少しでもためになればと思います。※内容については適宜追記・修正していきます。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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