暑い時期になると、子どもが下痢や嘔吐で体調を崩すことが多くなります。親としては心配になりますよね。
この記事では、子どもが下痢・嘔吐時に慌てないための5つのポイントをご紹介します。
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1. 症状を観察する
まず、子どもの症状をよく観察しましょう。
- 下痢の程度: 水っぽい下痢、血便、粘液便など
- 嘔吐の回数: 1回だけか、何度も吐くか
- 発熱: あるか、ないか
- 脱水症状: 口が渇いている、尿の量が減っている、目や皮膚が乾燥しているなど
2. 水分補給をしっかりする
下痢や嘔吐は、脱水症状のリスクを高めます。そのため、こまめに水分補給することが重要です。
- 経口補水液 (ORS) を使えば、適切なバランスで水分と電解質を補給できます。
- 母乳やミルクを飲んでいる乳児の場合は、母乳やミルクをそのまま与えて構いません。
- 水分を一気に飲ませようとすると、吐いてしまうことがあるので、少しずつ与えましょう。(ティースプーン一杯くらいから)
3. 食事のタイミング
症状が落ち着いたら、食事を再開することができます。最初は消化のよい食事 (白粥、うどん、おかゆなど) から始め、徐々に普通の食事に戻していきます。
4. 医療機関を受診する必要がある場合
以下の場合には、医療機関を受診する必要があります。
- 乳児で、下痢や嘔吐がひどい
- 脱水症状がひどい
- 血便や粘液便が出る
- 発熱が38℃以上ある
- 下痢や嘔吐が3日以上続く
- ぐったりしていて意識が低い
5. 予防対策
- こまめに手を洗い、うがいをする
- 食事やおやつを食べる前に手を洗う
- 調理器具や食器を清潔に保つ
- 汚物処理を丁寧に行う
下痢や嘔吐は、子どもの体にとって大きな負担です。適切な対応をして、子どもの体調回復をサポートしましょう。
参考情報
- 厚生労働省: [感染性胃腸炎(特にノロウイルス)について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)]
- 国立感染症研究所: [感染性胃腸炎 (niid.go.jp)]
このブログ記事が、子どもが下痢・嘔吐時に慌てないための参考になれば幸いです。
※ 本記事は2024年6月1日時点の情報に基づいています。 ※ 症状がある場合は、自己判断せずに医師にご相談ください。
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